賃貸共同住宅
賃貸共同住宅の新築工事をさせて頂きました。
鉄骨コンクリート3階建てで鋼管杭が必要な物件です。
(※鋼管杭とは建物の地盤が軟弱な場合に地中に打ち込む鋼製の杭のことです)
敷地は北側と東側で接道していますが、それそれの道幅は4M以下。あまり広い道路ではありませんでした。
そこで今回は関東エリアに3台しかない小型杭打機を使用して工事を始めました。
今回建物本体を外断熱工法を採用したので、内装はコンクリート打ちっ放し仕上げの壁でシンプルでスタイリッシュな印象となりました。
1.2階はワンルームと1Kの居室でオールステンレス製のキッチンを導入し、少し濃いめの床材と映えます。
3階は青と白きちょうとして開放感ある1DK+ロフトの居室です。
ロフトへ上がる階段は、段板と踏込板のみで組み立てたシンプルな作りで、壁からの片持ち状態の為、完成までとても悩んだものでした。
仕上げは針葉樹の木目を残しながら白く塗装したことで、周りとの統一感が生まれ想像以上の出来上がりになりました。
床の塩ビタイルは、ラフな木目柄でコンクリートの天井や壁に負けない存在感があり、置かれる家具によっていろいろな雰囲気に変わっていくと思います。
床材も壁紙もオーナー様に選んで頂いたものなので、新たな発見もありとても楽しい工事をさせて頂きました。
竣工年 | 令和2年2月 |
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住所 | 中野区 |
構造 | 壁式鉄筋コンクリート造 |
階数 | 3階建て |
敷地面積 | 78.53㎡ |
建築面積 | 51.61㎡ |
延床面積 | 146.48㎡ |
備考 | 外断熱EPS50mm スクリューパイルEAZET工法鋼管杭 |