中野区の賃貸住宅
賃貸の共同住宅で外断熱工法を採用した初の物件です。外観はオーナーの希望によりモノトーンでまとめる事になりました。
外断熱の場合、仕上げ材の色が濃くなるにしたがって表面が熱による膨張を起こすことがあるので、メーカーが限界というところまで黒に近づけました。
少し濃いめのコンクリート打ち放し仕上げの壁と白い床タイルにより高級感のある外観になりました。エントランスには竣工ぎりぎりまで悩まれたタイル貼りの壁があります。
白の200角磁器質タイルの中にグラスキャンディーというムラサキ色の飴玉のようなタイルをアクセントとして取り入れています。
室内は白系の建具とフローリング、ナチュラル系の建具とフローリング、こげ茶の建具とフローリング、白系の建具と塩ビタイルという4パターンの部屋を作りました。
工事の途中で『ハンモックを吊りたい』と鶴の一声があり、強度上の問題から2階と3階の部屋に吊り金具をセットする事になりました。
それらの細工が功を奏したのか入居募集から約1ヵ月で全室申し込みが入るという今までにないスピードで募集を終了する良い結果となりました。
竣工年 | 平成 29年 4月 |
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住所 | 中野区 中央 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 3階 |
敷地面積 | 176.90㎡ |
建築面積 | 105.71㎡ |
延床面積 | 316.59㎡ |
備考 | 外断熱工法 EPS50mm |